ミヤマウラボシ(読み)ミヤマウラボシ(その他表記)Crypsinus veitchii

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミヤマウラボシ」の意味・わかりやすい解説

ミヤマウラボシ(深山裏星)
ミヤマウラボシ
Crypsinus veitchii

ウラボシ科の小型の夏緑性シダ植物。岩上に着生する。九州を除く日本各地の亜高山から高山にまれにみられ,朝鮮半島,中国にも分布する。根茎は長く匍匐し淡褐色鱗片を密生し,葉をまばらにつける。葉は長さ 15cm前後になり,葉身は羽状に深裂し,羽片は1~4対あり,先端鈍頭で縁に微細鋸歯がある。胞子嚢群は羽片のやや中肋寄りに1列に並んでつき円形包膜はない。胞子は両面体型。近縁種にヤクシマウラボシ C. yakuinsularisがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む