現代外国人名録2016 「ミランダジュライ」の解説
ミランダ ジュライ
Miranda July
- 職業・肩書
- 作家,映画監督,現代美術家
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1974年
- 出生地
- バーモント州
- 学歴
- カリフォルニア大学サンタクルーズ校中退
- 受賞
- カンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)(第58回)〔2005年〕「君とボクの虹色の世界」,サンダンス映画祭審査員特別賞〔2005年〕「君とボクの虹色の世界」,フランク・オコナー国際短編賞「いちばんここに似合う人」
- 経歴
- 両親はともに作家で、出版社を営む。幼い頃から物語や芝居を作るのが好きで、高校生の時にパンククラブで上演した戯曲が好評を博す。1990年代半ばから短編映画を制作し始め、2005年脚本・監督・主演を務めた初の長編映画「君とボクの虹色の世界」では、カンヌ国際映画祭でカメラドール(新人監督賞)など4部門を受賞し一躍脚光を浴びる。小説も手がけ、2007年第1短編集「いちばんここに似合う人」を刊行、20ケ国で出版された。また、コンテンポラリー・アーティストとして、ハレル・フレッチャーと共同で参加型ウェブサイトを立ち上げ、2007年に同サイトの書籍版を刊行。作品は、サンフランシスコ現代美術館に所蔵されている。他の作品に、インスタレーション「廊下」、インタラクティブ・スカルプチャー・ガーデン「インタラクティブなオブジェの庭」「11の重たいもの」、小説「あなたを選んでくれるもの」などがある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報