ミレイユ(その他表記)〈フランス〉Mireille

デジタル大辞泉 「ミレイユ」の意味・読み・例文・類語

ミレイユ(〈フランス〉Mireille)

ミストラルによる叙事詩。1859年発表。プロバンス語で書かれた作品で、プロバンス語での原題は「ミレイオ(Mirèio)」。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のミレイユの言及

【ミストラル】より

…ちなみに上田敏の訳詩集《海潮音》にある,オーバネル作と銘打たれた名訳〈小鳥でさへも巣は恋し……〉は,上記の《年鑑》の冒頭に掲げられたミストラルの長詩の一部とみられる。ミストラルは59年悲恋の大叙事詩《ミレイユ》を公にした。南仏の美しい自然を背景に多くの伝説を盛り込んだ,この牧歌的な詩は,ラマルティーヌの絶賛を博し,グノーによってオペラとして紹介され,一躍ミストラルの名声を高からしめた。…

※「ミレイユ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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