み冬(読み)ミフユ

デジタル大辞泉 「み冬」の意味・読み・例文・類語

み‐ふゆ【み冬】

冬の美称
「―たつ初めの、定めなき空なれば」〈十六夜日記

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精選版 日本国語大辞典 「み冬」の意味・読み・例文・類語

み‐ふゆ【み冬】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語 ) 冬の美称。
    1. [初出の実例]「民布由(ミフユ)つぎ春は来たれど梅の花君にしあらねば招(を)く人もなし」(出典万葉集(8C後)一七・三九〇一)

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