世界の観光地名がわかる事典 「ムオタスムラーユ」の解説 ムオタスムラーユ【ムオタスムラーユ】Mouttas Muragl スイス東部、同国有数の観光・保養地であるサンモリッツ(St. Moritz、ザンクトモリッツ)の東にある展望台。展望台からは、オーバーエンガディンの谷やベルニナアルプスの壮大なパノラマが楽しめる。展望台近くにはホテルがあり、宿泊が可能である。また、このホテルにはサンモリッツを眼下に眺めながら食事ができる展望のよいレストランがある。◇ムオタスムラーユは、夏季はハイキング、冬はスキーなどの拠点となる。アルプラングアルトやシャフベルグまでのハイキングコースの起点であり、冬季には、ここから麓までのスキーによる滑降が楽しめる。サンモリッツからは鉄道でプントムラーユ(Punt Muragl)下車、ケーブルカーに乗り換える。または、サンモリッツ駅からケーブルカー駅までのバスも運行している。このケーブルカーは1907年に開業され、標高1728mのプントムラーユから標高2448mのムオタスムラーユの展望台まで、標高差714mの52度という急勾配を登る。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報