むしむし

精選版 日本国語大辞典 「むしむし」の意味・読み・例文・類語

むし‐むし

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 湿気が多く蒸し暑いさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「むしむしあつき閨の戸のうち 花もよくつかんかうじのむろにして〈良継〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)三)
  3. 不安や怒りなどで気分が晴れないさま、また、不平・不満などを言動に出すさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「かくとはいひ出ねとも、むしむしとしてうきたたぬか」(出典:評判記・色道大鏡(1678)一四)
    2. 「だん那むしむしいわしゃれば、是非なし」(出典:咄本・鹿の巻筆(1686)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む