精選版 日本国語大辞典 「むず折れる」の意味・読み・例文・類語
むず‐お・れる‥をれる【むず折】
- 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
- ① 力を加えないで折れる。たやすく折れる。
- ② 急に気が変わる。急に気が弱くなる。
- [初出の実例]「渡竹此詞に生肝をとられ、私が腹の立ったに偽言はござらなんだが、此方の今のお詞を偽言にして貰ひとむないと、急にむずをれ」(出典:浮世草子・風流曲三味線(1706)三)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...