現代外国人名録2016 「ムハンマドゥブハリ」の解説
ムハンマドゥ ブハリ
Muhammadu Buhari
- 職業・肩書
- 政治家,元軍人 ナイジェリア大統領・軍最高司令官 元ナイジェリア最高軍事評議会議長(元首)
- 国籍
- ナイジェリア
- 生年月日
- 1942年12月17日
- 出生地
- カツィナ州ダウラ村
- 経歴
- ハウサ族。敬虔なイスラム教徒。英士官学校を経て1962年陸軍入り。主計畑を歩み、コンゴ動乱で’63〜64年国連平和維持軍ナイジェリア部隊に参加。’67〜70年のビアフラ戦争では分離独立派と戦う。’76年以降オバサンジョ軍事政権下でボルノー州知事、石油相、石油公社総裁を歴任。’83年北部国境地帯で起きたチャド軍との戦闘で、同軍の侵攻を防ぐ作戦を指揮して名声を高めた。同年12月少将として軍事クーデターを主導しシャガリ政権を打倒、’83年12月31日〜’85年8月27日最高軍事評議会議長(元首)。軍事政権時代は体制に批判的なメディアを弾圧し、反体制派のメンバーを拘束したことから、欧米の人権監視団体からは“独裁者”と批判を受けた。’85年のクーデターで失脚。’99年民政に移行すると、2003年から大統領選挙に立候補し続け、2015年3月4度目の挑戦で当選し、5月就任。大佐。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報