打倒(読み)ダトウ

  • うちたお・れる ‥たふれる
  • だとう ‥タウ
  • だとう〔タウ〕
  • ぶったお・す ‥たふす
  • ぶったお・れる ‥たふれる

精選版 日本国語大辞典の解説

〘自ラ下一〙 うちたふ・る 〘自ラ下二〙 (「うち」は接頭語) ばったり倒れる。ぶったおれる。
※仮名草子・浮世物語(1665頃)四「帰る道にてうちたをれ」
〘名〙
① 打撃を加えて相手を倒すこと。
※江戸繁昌記(1832‐36)三「急に溝板を抽いて棒を架住し、運一運、他の脛を望て打倒し去る」
② 立ち行かなくなるように打撃を加える。うちほろぼす。また、争い事で、相手を負かす。
※旅‐昭和五年(1930)八月号・南支行脚〈小室孝雄〉「打倒日本帝国主義打倒日本資本侵略主義の宣伝ビラは」
〘他サ五(四)〙 (「ぶちたおす(打倒)」の変化した語) 打ってたおす。なぐってたおす。また、「たおす(倒)」の俗語的表現。
※落語・素人人力(1893)〈三代目三遊亭円遊〉「をっと子供を三人打倒(ブッタフ)した」
〘自ラ下一〙 ぶったふ・る 〘自ラ下二〙 (「ぶっ」は接頭語) はげしい勢いでたおれる。また、「たおれる(倒)」の俗語的表現。
※雑兵物語(1683頃)下「あに頑馬だによってがらりぶったをれたによって」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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