ムルバ党(読み)ムルバとう(その他表記)Partai Murba

改訂新版 世界大百科事典 「ムルバ党」の意味・わかりやすい解説

ムルバ党 (ムルバとう)
Partai Murba

インドネシアの民族主義政党。1948年に人民党困民党,独立インドネシア労働者党を統合して結成された。ムルバとは,党綱領によれば,〈インドネシア社会の最大多数を占める,みずからの頭脳と肉体以外の何物をも所有しない民〉を意味し,工業ムルバ,農業ムルバ,商業ムルバ,都市ムルバ,などに分かれる。反ファシズム,反帝国主義,反資本主義を掲げ,完全独立の達成と,ソ連の傘に入らないインドネシア独自の社会主義社会の実現をめざした。独立革命からスカルノ政権時代を通じ,少数派ながら都市部ことに知識人層に影響力をもった。共産党とは敵対関係にあり,65年に親共産党のスカルノ大統領により非合法化された。
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