ムーアハウス石(読み)ムーアハウスせき

最新 地学事典 「ムーアハウス石」の解説

ムーアハウスせき
ムーアハウス石

moorhouseite

化学組成(Co, Ni, Mn)SO4・6H2Oの鉱物。単斜晶系,空間群A2/a,格子定数a2.430nm, b0.7234, c1.004, β98.34°,単位格子中8分子含む。粒状ないし微細な柱状結晶。ピンク色,ガラス光沢。水に可溶。劈開不明瞭で,断口は貝殻状。硬度2.5,比重1.97。薄片では淡ピンク色,屈折率α1.470, β1.497, γ1.497, 2V(-)非常に小。苦土六水石族の一つで,(Co, Ni, Mn)の位置はMg, Fe, Znに置換。カナダ,Nova Scotia地方のMagnet Cove Barium Corporation鉱山で,コバルト-ニッケル鉱石の表面に吹出し物として産する。名称はカナダ人地質学者W.W.Moorhouse(1913~69)に由来。

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