メザニン(読み)めざにん(その他表記)Pooling of interest method

デジタル大辞泉 「メザニン」の意味・読み・例文・類語

メザニン(mezzanine)

建物中二階。また比喩的に、中間的な段階のもの。

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M&A用語集 「メザニン」の解説

メザニン

優先あるいは通常借り入れとエクイティの中間 (中二階) という意味。メザニンデットは弁済順位がシニアデット (通常借入) より劣後する借入れで、金利は高い。しかしエクイティよりも残余財産分配権は優先されリスクが通常の借入れとエクイティの中間に位置することからこのように呼ばれる。サブオーディネイテッドデット (劣後ローン) や残余財産分配権が普通株より優先する優先株等もこれに当たる (注1)。メザニン債と呼ばれる債券は、原債権のポートフォリオより回収になる資金を原資とする回収の順位がシニア債 (優先債券) とジュニア債 (劣後債) の中間にあるもののことをいう。注1:アメリカの投資ファンドの中には、従来からメザニンファンドと呼ばれるメザニンのリスクで資金提供するものが数多くある。

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