めそっこ

精選版 日本国語大辞典 「めそっこ」の意味・読み・例文・類語

めそっ‐こ

〘名〙
① (「めぞっこ」とも) =めそうなぎ(━鰻)
歌舞伎彩入御伽草おつま八郎兵衛)(1808)序幕「夏の芝居の中だとて、土用の中の丑鰻、わしも残りの友達も、江戸前ながらめそッ子(コ)ばかり」
② 人をののしっていう語。
※歌舞伎・月欠皿恋路宵闇(1865)大詰「取るにも足りねえめそッ子(コ)を、殺す事がならねえか」

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