めたと

精選版 日本国語大辞典 「めたと」の意味・読み・例文・類語

めた‐と

〘副〙
① ある状態程度を越えてはなはだしく現われるさまを表わす語。また、ある行為が次々に激しくなされるさまを表わす語。めったと。めためた。
史記抄(1477)五「并天下皇帝となった人をめたと呂不韋子也とかいてはわるいほどにぞ」
評判記野郎虫(1660)瀬川蔵人「この君にめたとやかるるとんてきはこがれて顔のいろもくらうず」
② 特に、むやみに酒を飲んで酔うさま、泥酔するさまを表わす語。めとと。
※文明本節用集(室町中)「泥酔 メタトヨウ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android