メッセル石(読み)メッセルせき

最新 地学事典 「メッセル石」の解説

メッセルせき
メッセル石

messelite

化学組成Ca(Fe,Mn)(PO・2HOの鉱物。三斜晶系,空間群,格子定数a0.58nm, b0.66, c0.55, α~102°,β~109°,γ~90°,単位格子中1分子含む。葉片状あるいは繊維状結晶の放射状集合。淡緑色を帯びた白色,透明ガラスないし真珠光沢劈開{001}に完全,{010}に良好。硬度3.5,比重3.16。薄片では無色,屈折率α1.644~1.653, β1.649~1.659, γ1.663~1.676, 2V(+)20°~35°。主に,リン酸塩ペグマタイト中にグラフトン石・トリフィル石・ラドラム鉄鉱など各種リン酸塩鉱物に伴う。日本では,茨城県かすみがうら市雪入のリン酸塩ペグマタイトから産した。Mn>Feのものがフェアフィールダイト,Mg>Fe, Mnコリンサイト,ニッケルの卓越するものがcassidyite,同構造の砒酸塩鉱物とともにフェアフィールダイトグループを構成。名称は原産地ドイツのMesselに由来。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 松原

東京都台東区の浅草寺の本尊である観世音菩薩の縁日のうち,特に多くの功徳が得られるとされる功徳日のことで,毎年 7月9,10日がその日にあたる。もとは「千日詣り」といい,本来はこの日に参詣すると 100...

四万六千日の用語解説を読む