メーラル王国(読み)メーラルおうこく(その他表記)Mälarska Konungadömet

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メーラル王国」の意味・わかりやすい解説

メーラル王国
メーラルおうこく
Mälarska Konungadömet

スウェーデンにあったスベーア人の王国。ウップランドのメーラレン湖付近のウプサラを都とした。王の伝承はフレイ神にまでさかのぼるが,5世紀後半のエギル王以下は,ほぼ実在したと思われる。6世紀には他のスベーア人王国や南接するゴート人の王国を併合した。しかし7世紀中頃にデーン王国に滅ぼされ,現在のノルウェー南部に逃れて王朝を再興した。初期をシルフィング朝,後期インリング朝と呼ぶこともある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む