モイン衝上(読み)モインしょうじょう

最新 地学事典 「モイン衝上」の解説

モインしょうじょう
モイン衝上

Moine Thrust

スコットランド北西海岸に近く,エリボール湾(Loch Eriboll)の東からスカイ島南端まで200km, 北北東~南南西に走る東傾斜低角の衝上断層。上盤(東)は原生代のMoine片岩,下位は始生代~原生代のLewis片麻岩とそれを覆う原生代Torridonianおよびカンブロ-オルドビス系。モイン衝上断層帯の総変位量は,少なくとも40~50kmと見積もられている。カレドニア造山帯西縁をなし,その造山の末期に形成。最も早く発見された衝上断層の一つで,マイロナイトが定義されたのもモイン衝上沿いである。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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