モエリテリウム(その他表記)Moeritherium

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「モエリテリウム」の意味・わかりやすい解説

モエリテリウム
Moeritherium

長鼻目モエリテリウム科の化石属。メリテリウム,アカツキゾウ(暁象)ともいわれる。ゾウ近縁で,北アメリカの古第三系上部始新統から下部漸新統に産する。イノシシぐらいの大きさで,外形バクに似ていた。幅広い足の指先に平たい蹄をもつ。草食性沼池にすみ,水陸両生。第2門歯が牙状となっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む