現代外国人名録2016 「モハメドアルダラジー」の解説
モハメド アルダラジー
Mohamed Al-daradji
- 職業・肩書
- 映画監督
- 生年月日
- 1978年
- 出生地
- イラク・バグダッド
- 経歴
- バグダッドでファインアートを学んだ後、オランダで映画・テレビの制作を学ぶ。オランダ時代はテレビカメラマンとしてドキュメンリーやスポーツニュースなどを手がけた。その後、英国で撮影と演出の修士号を取得。2003年のフセイン政権崩壊後にイラクへ帰国し、「夢」を初監督。2008年再び祖国へ戻り、フセイン政権崩壊後に300を超える集団墓地が見つかり、10万人単位の遺体が掘り出されたという事実をもとに2作目「バビロンの陽光」を製作、ベルリン国際映画祭でアムネスティ国際映画賞・平和映画賞をダブル受賞した。また、発見された無数の遺体の身元を調べるための“イラク・ミッシング・キャンペーン”を展開した。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報