もやつき(読み)モヤツキ

デジタル大辞泉 「もやつき」の意味・読み・例文・類語

もや‐つき

気分がすぐれずむかむかすること。むかつき。
「腹に―ができまして」〈浮・織留・四〉
物事がごたごたすること。ごたつき。
吾妻が客を斬ったと町の―」〈浄・淀鯉

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精選版 日本国語大辞典 「もやつき」の意味・読み・例文・類語

もや‐つき

  1. 〘 名詞 〙
  2. もやつくこと。物事がごたごたすること。ごたつき。
    1. [初出の実例]「吾妻が客を切たと町のもやつき」(出典:浄瑠璃・淀鯉出世滝徳(1709頃)下)
  3. 気分が悪く、むかむかすること。むかつき。
    1. [初出の実例]「きのふのお薬たべさせますと、腹にもやつきが出来まして、目まい心に足がひへまして」(出典:浮世草子・西鶴織留(1694)四)

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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