ヤイトムシ類(読み)ヤイトムシるい(その他表記)Schizomida

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヤイトムシ類」の意味・わかりやすい解説

ヤイトムシ類
ヤイトムシるい
Schizomida

クモ綱ヤイトムシ目に属する種類の総称。体長2~7mm。体は前体部と後体部が腹柄でつながり,短い尾を有する。鋏角は2節で鋏状,触肢は歩脚状で先がとがる。第1歩脚は膝節を欠き,感覚器として働く。書肺は1対しかない。落ち葉や石の下など暗く湿った場所に生活し,夜行性で小昆虫などを捕食する。オーストラリアを除く世界の熱帯亜熱帯に分布し,ヤイトムシ科 Hubbardiidaeおよびムカシヤイトムシ科 Protoschizomidaeの3属約 180種を含む。日本にはザウターヤイトムシ Apozomus sauteri (琉球諸島) ,ウデナガヤイトムシ Bamazomus siamensis (沖縄本島,宮古島) ,ダイトウヤイトムシ Apozomus daitoensis (大東諸島) ,サワダムシ Orientzomus sawadai (小笠原諸島) の4種類が産する。

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