琉球諸島(読み)りゅうきゅうしょとう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

琉球諸島
りゅうきゅうしょとう

沖縄県の主要部を構成する諸島南西諸島のうち沖縄県に属する沖縄島以南をさす。なお広義には尖閣諸島大東諸島硫黄鳥島鳥島)を含み沖縄県全域をさす。また自然的,社会的に関係の深い鹿児島県奄美群島を含むこともある。琉球諸島はさらに沖縄諸島先島諸島に大別される。

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世界大百科事典 第2版の解説

りゅうきゅうしょとう【琉球諸島】

南西諸島のうち沖縄県の範囲にある島嶼の総称。沖縄諸島先島諸島から成り,尖閣(せんかく)諸島大東諸島を含む場合もある。大槻文彦の《琉球新誌》(1873)などでは,琉球諸島に奄美諸島をも含めた広義の解釈を採用しているが,現在ではほとんど用いられない。1609年(慶長14)の薩摩琉球征服までは琉球という小独立国,それ以後は薩摩藩の支配下に入り,1879年に沖縄県が成立。第2次大戦後はアメリカの直接統治下に置かれ,1972年にようやく日本に復帰するという,複雑な帰属変遷を経て今日に至っている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

琉球諸島
りゅうきゅうしょとう

九州島から台湾島に連なる南西諸島(琉球列島)中の南半にあたる沖縄県の島々の総称。なお北半の鹿児島県の島々は薩南諸島(さつなんしょとう)とよぶ。160島からなり、総面積(県面積)は2276.15平方キロメートルで、有人島は45島、人口139万2818(2010)。太平洋と東シナ海との境界に弧状に並び、大半が陸島起源の非火山島からなる。亜熱帯性気候下にあり、黒潮がこの沿岸を流れ、海岸部は裾礁(きょしょう)を主体としたサンゴ礁が発達する。

 琉球諸島は、沖縄本島を中心とした沖縄諸島と、先島諸島(さきしましょとう)に二分され、先島諸島はさらに宮古列島(みやこれっとう)(諸島)と八重山列島(やえやまれっとう)(諸島)とに区分される。

[目崎茂和]

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精選版 日本国語大辞典の解説

りゅうきゅう‐しょとう リウキウショタウ【琉球諸島】

沖縄諸島・先島諸島の総称。南西諸島の南半部にあたる。古くは奄美大島以南の島々をさした。

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