普及版 字通 の解説

21画
[字訓] ひかり・かがやく・やける
[説文解字]

[字形] 形声
声符は龠(やく)。〔説文〕十上に「火光なり」(段注本)とし、「一に曰く、
(や)くなり」とあり、〔玉
〕に「電光なり」とあって、火花を発して光りかがやくさまをいう。班固の〔西都の賦〕に電光を「震震
」と形容している。爍
(しやくやく)は畳韻の連語で、形況の語とみられる。[訓義]
1. ひかり、いなびかり。
2. かがやく、ひかりかがやく。
3. やける、ちる、とける。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕
ワカス・アツシ・チラス・ナラフ・カガヤク・アキラカニス・ヒカル・コガス・トチリ・アキラカ 〔字鏡集〕
ヒカリ・イナビカリ[語系]
jiokは爍(鑠)sji
kと声義近く、はげしく火光を発する意。また銷si
とも通じ、熱してとけることをいう。[熟語]

▶・
乱▶[下接語]

・
・爍
・
・融
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

