現代外国人名録2016 「ヤンファーブル」の解説
ヤン ファーブル
Jan Fabre
- 職業・肩書
- 現代美術家,演出家,劇作家,詩人
- 国籍
- ベルギー
- 生年月日
- 1958年
- 出生地
- アントワープ
- 学歴
- アントワープ・ロイヤル・アカデミー・オブ・アート
- 経歴
- 1981年23歳の時ナンシー国際演劇祭に「Kで始まる芝居はトムキャット」でデビュー、センセーショナルな話題を巻き起こす。その後は気鋭の演出家として活躍。舞台芸術と視覚芸術を融合させ、上演時間が8時間という演劇「待ち望まれ予見されていた演劇」や、「頭の中のコップはガラスでできている」などの作品がある。オペラやバレエの作品も多い。また’91年には美術家として「視覚の裏側」展を開催。仕事の場所を次々と変えていくマルチ型の芸術家として活躍。’86年東京で前衛劇「劇的狂気の力」を上演、不条理な時感覚を印象づけ賛否の渦を巻き起こす。’95年東京・青山で「死ぬほど普通の女」を上演。2001年日本における初の本格個展を開催。2006年、2007年さいたま市で演出・振付・美術による「主役の男が女である時」「わたしは血」を上演。2010年金沢21世紀美術館で「ヤン・ファーブル×舟越桂」展を開催。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報