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前衛劇 ゼンエイゲキ

デジタル大辞泉の解説

ぜんえい‐げき〔ゼンヱイ‐〕【前衛劇】

既成の演劇様式を打破して、新しい表現方法を追求する演劇。

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世界大百科事典 第2版の解説

ぜんえいげき【前衛劇】


[演劇における前衛とは何か]
 前衛劇あるいはアバンギャルド演劇とは,一つの時代に受け入れられているさまざまな演劇上の通念を打破し,新しい未知の表現を切り開こうとする革新的・実験的な演劇を指すものである。したがってそれは,原則的には時代を問わぬものであるが,普通は19世紀末から20世紀以降にあらわれた,既成の演劇に対するさまざまの革新的演劇運動を,個々の思想的背景や具体的な演劇形式の差異を含みつつも,そこに認められる前衛精神の共通性において,一つの同様のものとして〈前衛〉と呼ぶことが行われている。

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大辞林 第三版の解説

ぜんえいげき【前衛劇】

固定化した演劇様式を打破して、新しい表現形式を試みようとする演劇。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

前衛劇
ぜんえいげき

前衛演劇」のページをご覧ください。

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世界大百科事典内の前衛劇の言及

【太陽劇団】より

…1964年に新しい演技の探求と劇団員の平等の権利を目ざして結成されたフランスの前衛劇団。女流演出家ムヌーシュキンAriane Mnouchkineが活動の中心となっている。…

【フランス演劇】より

…そのような場がイヨネスコ(ルーマニア生れ),S.ベケット(アイルランド生れ),アダモフ(ロシア生れ)といった外国出身の不条理劇作家の周縁性と見合ったのである。さらにジュネも含めたこれらの50年代前衛劇は,登場人物・言葉・劇的虚構の解体を軸とした〈道化による存在の劇〉であるが,それはアルトーとR.ビトラックの協力などを除くと散発的であったシュルレアリスムの演劇における開花であるともいえる(なお,ベルギーの作家M.deゲルドロードも先駆者の一人であった)。R.ブランによるベケット(《ゴドーを待ちながら》《勝負の終り》),アダモフ(《パロディ》),ジュネ(《黒ん坊たち》)の初演をはじめ,J.M.セロー,J.モークレールらによる演出の場はいずれも小劇場であり,その面影はN.バタイユとM.キュブリエ演出のイヨネスコ(《禿の女歌手》《授業》)でロングランを続けているユシェット座にうかがうことができる。…

※「前衛劇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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