普及版 字通 「ユウ・まど」の読み・字形・画数・意味
15画
[字訓] まど
[説文解字]
[字形] 形声
字はおそらくもと庸(よう)に従い、庸声であろう。〔説文〕七上に「壁をち、木を以て(かうさう)を爲すなり。片に從ひ、甫(ほ)聲」とするが、声が合わない。漢碑の〔婁寿碑(ろうじゆひ)〕に「樞(けんすう)甕(をういう)」とあって、字をに作る。土壁のに木枠の窓を設けるもので、庸に従う字とすれば、その声義を解することができる。
[訓義]
1. まど、れんじまど、こまど。
2. 里は、殷の獄名。
3. 誘と通じ、導く。
[古辞書の訓]
〔和名抄〕 末度(まど)〔名義抄〕 マド
[熟語]
下▶・間▶・▶・戸▶・民▶
[下接語]
甕・・啓・閨・穴・軒・戸・鑿・疎・窓・房・茅
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報