漢碑(読み)かんぴ(その他表記)Han-bei

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「漢碑」の意味・わかりやすい解説

漢碑
かんぴ
Han-bei

中国,漢代の碑文。前漢には数も少く,書体も古隷に属するものであるが,後漢は碑数も膨大で,典雅な風格の八分書 (はっぷんしょ) が用いられ,芸術的な書として発展した。『孔廟礼器碑』『曹全碑』などは後漢隷書の代表的遺作であり,隷書の範とされる。

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世界大百科事典(旧版)内の漢碑の言及

【書】より

…しかしその大半は,篆書から隷書に移る一種の雑然とした書体によって占められている。書体 後漢になると,自然石を利用した碣(けつ)や磨崖のほかに,石を一定の形式に加工したいわゆる碑も盛んに作られ,それらを合わせると今日百数十種もの作例を見ることができ,一括して漢碑と総称している。数多い漢碑のうち,書風として特色のあるものをいくつか取り出して分類すると,(1)正統派,(2)素朴派,(3)神霊派の3種をまず挙げることができる。…

※「漢碑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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