普及版 字通 「ユウ・もって」の読み・字形・画数・意味

8画
[字訓] もって
[説文解字]

[甲骨文]

[金文]

[字形] 象形
敷物の上に
(ゆう)をおく形。〔説文〕五上に
(ちよう)に従う字として、「
(いう)は气行(めぐ)る皃なり。乃(だい)に從ひ、
聲。讀みて攸(いう)の
(ごと)くす」とあり、その声からいえば
に従う字である。金文に以・用の義を以て用い、〔班
(はんき)〕「隹(こ)れ
を
(つつし)めば、
(もつ)て
(たが)ふこと
(な)し」、〔
叔旅鐘(かくしゆくりよしよう)〕「
(もつ)て天子多く
に休(よろこび)を賜ふ」のようにいう。攸(ところ)とよみかえることもできる字である。[訓義]
1. もって。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

