ゆくりもなし

精選版 日本国語大辞典 「ゆくりもなし」の意味・読み・例文・類語

ゆくり‐も‐な・し

  1. 〘 形容詞ク活用 〙ゆくりなし
    1. [初出の実例]「出其不意(ユクリモナク)、剣を以て入鹿が頭肩を傷割(そこな)ふ」(出典日本書紀(720)皇極四年六月(岩崎本訓))
    2. 「ゆくりもなくいざよふ月にさそはれいでなんとぞ思ひなりぬる」(出典:十六夜日記(1279‐82頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む