普及版 字通 「ユ・こえる・とおい」の読み・字形・画数・意味
12画
[字訓] こえる・とおい
[説文解字]
[字形] 形声
声符は兪(ゆ)。兪に移し送る意がある。〔説文〕十四下に「北陵西、鴈門是れなり」とあり、西は山名。踰(ゆ)と通じ、こえる。また遙(遥)と通用する。
[訓義]
1. 山名。西、雁門。
2. こえる、すぎる、ゆく。
3. はるか、とおい。
4. 陵の名。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 ヲカ
[語系]
sjioは踰jio、遙jiと声近く、それぞれ通用する。
[熟語]
望▶・領▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報