普及版 字通 「ユ・ヤク・よぶ」の読み・字形・画数・意味

32画
[字訓] よぶ
[説文解字]

[字形] 形声
声符は籥(やく)。籥は笛。〔説文〕九上に「呼ぶなり。頁(けつ)に從ひ、籥聲。讀むこと籥と同じ」とし、「
書に曰く、衆
(しゆうせき)に
(したが)ひ
(やは)らぐ」と〔書、盤庚上〕の文を引く。頁は礼貌を示す字であるから、字の本義は、笛の音で神をよび、神を和ませ、神に祈る意であろう。
(やく)の字と、その音を以て通用する。[訓義]
1. よぶ、さけぶ。
2. やわらげる、なごむ。
3. いのる、まねく。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕
ヨバフ/
ヤハラグ[熟語]
号▶・
告▶・
懇▶・
俊▶・
請▶・
天▶・
▶[下接語]
率

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

