よいやさ(読み)ヨイヤサ

デジタル大辞泉 「よいやさ」の意味・読み・例文・類語

よいや‐さ

[感]
重い物を動かすときに発するかけ声。
俗謡民謡などの囃子詞

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精選版 日本国語大辞典 「よいやさ」の意味・読み・例文・類語

よいや‐さ

  1. 〘 感動詞 〙
  2. 重い物などを動かす際にいう掛け声。どっこいしょ。
    1. [初出の実例]「まかせておけろのよいやさ」(出典:浄瑠璃・双生隅田川(1720)四)
  3. 俗謡などのはやしことば。
    1. [初出の実例]「賤が藁屋の戸を開き、見世をおろせば家々に、ヨイヤサ、吊ったるものは何々」(出典:歌謡・新編歌祭文集(1688‐1736頃)四三・彦三近江八景)

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