よじ登り植物(読み)よじのぼりしょくぶつ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「よじ登り植物」の意味・わかりやすい解説

よじ登り植物
よじのぼりしょくぶつ

つる植物の一タイプで、支持体を他物に求めてよじ登るように生育する。刺(とげ)などで他物にひっかかって登るもの、付着根で付着しながら登るもの、巻きひげを絡めてよじ登るものなど、さまざまな形態がある。刺などによって登るタイプは一般に遷移初期の低木林に多いが、ツルバラのように桓根などに利用される例もある。付着根で登るタイプは大きな森林に多く、太い幹でよくみかけられる。ツタ壁はツタの付着根を利用したものである。巻きひげによって登るタイプは、遷移が進んだ、やや古い林に多く、園芸的にはブドウ棚などがある。

[延原 肇]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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