デジタル大辞泉
「葡萄棚」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ぶどう‐だなブダウ‥【葡萄棚】
- 〘 名詞 〙
- ① 葡萄のつるをはわせるための棚。竹や木を四つ目に結って作る。《 季語・秋 》
- [初出の実例]「蒲萄(ふとふ) ふどうたな ゑびかづら」(出典:俳諧・をだまき(元祿四年本)(1691)八月)
- ② ( 竹の格子になっているところから ) 関西の劇場で、舞台の天井の異称。〔随筆・俗耳鼓吹(1788)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の葡萄棚の言及
【パーゴラ】より
…つる棚と訳される。語源のペルグラpergula(ラテン語)はさしかけの軒店や部屋の張出し部などを指し,特殊な意味として学校の教室,日覆い,ブドウ棚等をも指した。とくにブドウ棚は古代ギリシアでは,ディオニュソス(バッコス)との関連から,演劇的な意味をもつ一種の舞台とみなされることがあり,この記憶がパーゴラ一般の性格にも影響を及ぼしているとみられる。…
※「葡萄棚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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