小学館の図鑑NEO[新版]昆虫 「ヨツメトビケラ」の解説
ヨツメトビケラ
学名:Perissoneura paradoxa
解説 / 幼虫は、川の上流の流れがゆるやかな所にすみます。成虫は、昼間よく飛びます。
目名科名 / トビケラ目|フトヒゲトビケラ科
体の大きさ / 12~14mm
分布 / 本州、四国、九州
成虫出現期 / 6~8月
出典 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫小学館の図鑑NEO[新版]昆虫について 情報
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…日本から知られている代表的な種をあげると次のようなものがある。大型な種で幼虫がよくアオムシと呼ばれて釣餌に使われるチャバネヒゲナガトビケラ,幼虫が急流にすむ小型のタニガワトビケラ,世界各地に広く分布するシマトビケラのなかのナカハラシマトビケラとエチゴシマトビケラ,現存するトビケラのうち,もっとも原始的なものの一つとみなされているオオナガレトビケラ,体長わずかに0.2~0.3mmの最小のウスグロヒメトビケラ,幼虫が静水中に生息している比較的大型なウスバキトビケラとエグリトビケラ,幼虫がつくる筒巣が人形のように見えるニンギョウトビケラ,日本産トビケラのなかでもっとも大型(体長20~25mm)で,翅の斑紋が大きく美しい紫色をしたムラサキトビケラ,前・後翅に大きな黄色または白色の斑紋があり,一見眼のようにみえるヨツメトビケラなどである。【小林 峯生】。…
※「ヨツメトビケラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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