ヨルジア海(読み)ヨルジアかい

最新 地学事典 「ヨルジア海」の解説

ヨルジアかい
ヨルジア海

Yoldia sea

後氷期に入って,現在のバルト海周辺に最初に形成された海湾。約1万年前にスウェーデン南部を通じて,海水がバルト氷湖に進入し(ヨルジア海進),淡水湖が内海化して生じたもので,約1,500年間続いた。この海は,Portlandia(Yoldia)arctica, Mya truncata, Buccinum groenlandicumなど北方系の貝化石群で特徴づけられた。海岸線は現在よりも奥深く,東方はラドガ湖まで達した。約8,500年前,この内海は淡水化し,アンシルス湖に転じた。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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