日本大百科全書(ニッポニカ) 「よろず屋」の意味・わかりやすい解説 よろず屋よろずや 一般小売商の一種で、多種類の日用雑貨品を販売する店。農山漁村などに多く、食料品、雑貨はもとより、履き物類、金物類、衣服類など広範囲の日用商品を取り扱っている。専門店に対照される小売商で、小売商としてはもっとも低度な経営形態であるとされる。商品の多様性という点では百貨店も同様だが、商品の品ぞろえの体系性の有無と規模の大小が決定的に相違している。[森本三男] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例