20世紀西洋人名事典 の解説
ラインハルト マンネスマン
Reinhard Mannesman
1856.5.13 - 1922
ドイツの製鉄業者。
シームレス鋼管製造法の発明者。兄のマックスと共に鉄工場主となり、二人で溶接管よりはるかに精密な継目なしのシームレス管を完成させ、のちにその工程はマンネスマン法と呼ばれるようになった。1887年ランドア・シーメンズ製鋼会社の手によって稼働し、最大のものは直径25cmまでの丸棒に穴を開けることができた。1891年この工程の特許が認められ、1893年シカゴ万国博覧会を訪れた発明家エディソンに最も強い印象をあたえた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報