現代外国人名録2016 「ラウルバルボサ」の解説
ラウル バルボサ
Raul Barboza
- 職業・肩書
- アコーディオン奏者
- 国籍
- アルゼンチン
- 生年月日
- 1938年
- 出生地
- ブエノスアイレス
- 勲章褒章
- フランス芸術文化勲章〔1999年〕
- 経歴
- 父方のルーツがアルゼンチン東部大河沿岸地方の先住民グアラニで、この地域の音楽を流行らせたギタリストの父親からボタンアコーディオンの手ほどきを受け、8歳からプロとして活動。コロムビアを筆頭に数多くのレコード会社からアルバムをリリースし、「急行列車」などの作品でヒットチャートの上位にランクインするなど人気も高かったが、1987年にアルゼンチンからパリに移住。以後、アルゼンチンとフランスの音楽的架け橋として精力的に活動し、’90年に大ヒットした企画アルバム「パリ・ミュゼット」にも参加。また自身のオリジナル・アルバムもリリースするなど、地元フランスのミュージシャンと深く交流。その中で、フランスを代表するアコーディオニストでパリ・ミュゼットの立役者の一人、ダニエル・コランとも交流し、’94年には「雪村いづみミュゼットを唄う」と題されたコンサートで来日したのをはじめ、多くのステージで共演。2010年コランとともにアルバム「パリの出会い〜2大アコーディオニスト夢の共演〜」をリリースし、日本公演も開催。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報