ラウレンツィアーナ図書館(読み)ラウレンツィアーナとしょかん(その他表記)Biblioteca Mediceo-laurenziana

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ラウレンツィアーナ図書館
ラウレンツィアーナとしょかん
Biblioteca Mediceo-laurenziana

イタリア,フィレンツェにあるサン・ロレンツォ聖堂付属図書館。1571年開館。ラウレンツィアーナは「ロレンツォの」の意で,創立者はコジモ・デ・メディチだが,ロレンツォ・デ・メディチによって充実がはかられたのでこの名がある。上階に位置するきわめて細長い部屋で,ミケランジェロはその高みに上るための階段室を約 10m四方の平面に 15mの高さの天井を設けて設計した。形だけの窓やなにも支持しない持送り壁面をえぐって埋め込まれた円柱など,さまざまな新しい試みがなされ,古典的な規範から脱し自由に細部を扱う姿勢が現れている。中央の黒の大理石の階段はミケランジェロの案に基づき,その跡を継いだジョルジョ・バザーリが完成させた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 メディチ

立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...

八十八夜の用語解説を読む