ラサアプソー種(その他表記)Lhasa apso

翻訳|Lhasa apso

改訂新版 世界大百科事典 「ラサアプソー種」の意味・わかりやすい解説

ラサ・アプソー[種]
Lhasa apso

原産地がチベット愛玩犬ラマ教の聖都ラサ周辺が原産地で,ラマ教寺院で繁殖されてきた。アプソーはチベット語ヤギのようだという意のラプソーが転じて,この名称が生まれた。チベットでは幸福をもたらす魔よけイヌと信じられ,古代中国では貴族の間で貴重な贈物として珍重された。ペキニーズとラサ・アプソーの混血から作られたといわれる中国のシー・ズーShih Tzuとよく似ており,まちがわれることが多い。被毛はひじょうに豊富でやや硬く,全身を覆って鼻端だけが見える程度で,毛色は黒から白まで種々。斑もあり,固定されていない。体高は約22~28cmの超小型種。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 一木

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む