ラシュモア山(その他表記)Mount Rushmore

改訂新版 世界大百科事典 「ラシュモア山」の意味・わかりやすい解説

ラシュモア[山]
Mount Rushmore

アメリカ合衆国サウス・ダコタ州南西部の山。標高1745mで,ブラック・ヒルズ中にそびえる。ラシュモア山国定記念物があり,アメリカの国家的発展に寄与したとされる4人の大統領,G.ワシントン,T.ジェファソン,A.リンカン,T.ローズベルトを記念して,彼らの顔が花コウ岩の岩壁に彫刻されている。額からあごまでの長さは18mに及び,1927-41年に作製された。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のラシュモア山の言及

【サウス・ダコタ[州]】より

…中央部をミズーリ川が流れ,西部に観光地として名高いブラック・ヒルズ山地がある。4人の大統領の顔を刻んだラシュモア山もここにある。1874年,カスター将軍の連隊がこの山地で金を発見し,ゴールドラッシュが起こった。…

※「ラシュモア山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android