ラトナプーラ(その他表記)Ratnapura

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラトナプーラ」の意味・わかりやすい解説

ラトナプーラ
Ratnapura

スリランカ南部の町。ラトナプーラ県の県都。コロンボ南東約 65km,カル川沿岸に位置。宝石産業の中心地で,古来ルビー,サファイア,猫目石などの産地として有名。宝石は周辺の谷間で採取され,町で研磨,加工される。付近では黒鉛も産する。古代のパーリ語仏典に,この地域に夜叉が住んでいたとの記載がある。地名シンハラ語で「宝石の都市」の意。人口4万 6000 (1990推計) 。

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