最新 地学事典 「ラトローブバレー炭田」の解説
ラトローブバレーたんでん
ラトローブバレー炭田
Latrobe Valley coal field
オーストラリア,ビクトリア州の東部ギプスランド盆地にある古第三紀炭田。東西50km,南北20kmの広がりをもつ。夾炭(きようたん)層は古第三系のモーエル層群・トララルゴン層群で,夾炭層の位置は時代とともに西方へ移動。炭層はヤルーン地区で約150m, ロイヤン地区で200m以上の厚さを有する。炭質は水分約60%,灰分5%以下,純炭ベースで揮発分約50%,発熱量6,000~6,500kcal/kɡの褐炭。確定埋蔵炭量は400億t以上。年間出炭量約5,000万t。
執筆者:鈴木 祐一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

