ラドロー城(読み)ラドローじょう

世界の観光地名がわかる事典 「ラドロー城」の解説

ラドローじょう【ラドロー城】

イギリスのイングランド中西部の都市バーミンガム(Birmingham)近郊シュロップシャーShropshire)のラドローの町を流れるテム川を見下ろす高台に建つ、中世の城の廃墟。国鉄ラドロー駅から約1km、徒歩10分ほどの場所にある。この城は11世紀後半にノルマン人貴族により建設され、その後イングランド王の所有となり、一時期はヘンリー7世(1457~1509年)の息子のアーサー・テューダー王子の住まいとして使われた歴史を持つ。1811年まで王室が所有していたが、現在はポウィス伯が所有している。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android