世界の観光地名がわかる事典 「ラドロー城」の解説 ラドローじょう【ラドロー城】 イギリスのイングランド中西部の都市バーミンガム(Birmingham)近郊、シュロップシャー(Shropshire)のラドローの町を流れるテム川を見下ろす高台に建つ、中世の城の廃墟。国鉄ラドロー駅から約1km、徒歩10分ほどの場所にある。この城は11世紀後半にノルマン人貴族により建設され、その後イングランド王の所有となり、一時期はヘンリー7世(1457~1509年)の息子のアーサー・テューダー王子の住まいとして使われた歴史を持つ。1811年まで王室が所有していたが、現在はポウィス伯が所有している。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報