ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ラムマン」の意味・わかりやすい解説 ラムマンRamman アッシリアおよびバビロニアの神。アダトと同一視される嵐と雨と風の神。ヒッタイトの主神である嵐や戦いの神ステクが,ヒッタイトの侵入後バビロニアで戦士として崇拝されたもの。のちハンムラビ王のときから戦神とみなされ,ネブカドネザル1世により戦争の神としてイシュタルと結びつけられ,棍棒を持つ姿で描かれた。アッシリアでは嵐の神とされた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by