らんびき

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「らんびき」の解説

らんびき

福岡麦焼酎。酒名は、単式蒸留器の呼称アランビック」がなまったもの。樫樽で3年以上貯蔵し熟成させる。原料大麦米麹。アルコール度数25%、35%、40%、42%。蔵元の「ゑびす酒造」は明治18年(1885)創業。所在地は朝倉市杷木林田。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「らんびき」の解説

らんびき

福岡県、ゑびす酒造株式会社が製造する麦焼酎。15年貯蔵の古酒などもある。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のらんびきの言及

【酒】より

…ヘレニズム文化の所産である蒸留機は,酒を加熱するフラスコとその口にかぶせてアルコールを含む蒸気を空冷するくちばし付きのキャップ(アンビクスambix)からなり,これを錬金術の道具として使ったアラブ人によりアンビークal‐anbīqとよばれた。現在のモルトウィスキー,コニャックをつくる蒸留機もほぼ同型でアランビックと称し,日本の焼酎のそれもランビキといわれていた。8世紀,イスラム軍とともにスペインへ移った錬金術はその中心地コルドバよりヨーロッパ各地に伝えられた。…

【蒸留酒】より

…穀類や果実などを原料とし,これらを発酵,蒸留してつくった酒。ビールや白ブドウ酒の発酵液(もろみ)を蒸留したものが,それぞれモルトウィスキーやブランデーであるように,伝統的醸造酒には対応する蒸留酒がある。 形状からみて,蒸留に使われたと思われる土器は,紀元前3000年ころのメソポタミア文明の遺跡から出土しているが,ブドウ酒の蒸留を記録したのはアリストテレス(前384‐前322)がはじめである。前4世紀末以降,アレクサンドリアを中心に花開いたヘレニズム文化は錬金術を発達させ,銅製の蒸留機アランビックがその道具として使われた。…

※「らんびき」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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