ランフランコデットーリ(英語表記)Lanfranco Dettori

現代外国人名録2016 「ランフランコデットーリ」の解説

ランフランコ デットーリ
Lanfranco Dettori

職業・肩書
騎手

国籍
イタリア

生年月日
1970年12月15日

出身地
ミラノ

別名
英語名=デットーリ,フランキー〈Dettori,Frankie〉

経歴
父はイタリアの名騎手、ジャンフランコ・デットーリ。父の感化を受けて14歳で渡英し、15歳で騎手デビュー。1985年父のアドバイスにより英国のクマーニ厩舎に見習騎手として所属。’86年イタリアでデビューし初勝利。’89年75勝し英国見習首位チャンピオン。’90年8月10代で100勝の記録を達成。’92年679戦101勝(8位)でフランスダービー、アスコットGC、イタリア大賞などを獲得。’94年以降はアラブ首長国連邦ゴドルフィンと専属契約を結び、同年及び’95年1004戦216勝で2年連続英国のリーディングジョッキーとなり、トップジョッキーの地位を不動のものにした。同年ラムタラで勝利した凱旋門賞を含むGⅠレース7勝を挙げる。’96年9月英国アスコット競馬場において全7レース1着となる快挙を達成。2000年6月飛行機事故で全治2ケ月の重傷を負うが、8月レースに復帰。2001年はサキーで、2002年はマリエンバードで凱旋門賞を連覇。2007年6月オーソライズドで英国ダービーを初制覇、翌日にはローマンで仏ダービーに勝利、17年ぶり4人目となる“同一年の英仏ダービー連覇”の偉業を達成した。日本では1992年、’93年ヤングジョッキーズワールドチャンピオンシップに招待され来日し連覇。’96年シングスピールでジャパンカップを勝ち、日本のGⅠ初制覇を果たす。2002年11月にはイーグルカフェでジャパンカップダートを、ファルブラヴでジャパンカップを制し、日本で初めて2日連続GⅠ勝利を成し遂げた。2005年のジャパンカップはアルカセットに騎乗し、芝2400メートルの世界記録を16年ぶりに0秒1更新する2分22秒1のタイムでジャパンカップ単独最多の3勝目を挙げた。2011年5月アラブ首長国連邦副大統領のムハンマド殿下がオーナーのデボネアに騎乗して日本ダービーに出場(12着)。自伝に「騎手フランキー・デットーリ」がある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

最新 世界スポーツ人名事典 「ランフランコデットーリ」の解説

ランフランコ デットーリ
Lanfranco Dettori
競馬

騎手
生年月日:1970年12月15日
国籍:イタリア
出身地:ミラノ
経歴:父はイタリアの名騎手、ジャンフランコ・デットーリ。父の感化を受けて14歳で渡英し、15歳で騎手デビュー。1985年父のアドバイスにより英国のクマーニ厩舎に見習騎手として所属。’86年イタリアでデビューし初勝利。’89年75勝し英国見習首位チャンピオン。’90年8月10代で100勝の記録を達成。’92年679戦101勝(8位)でフランスダービー、アスコットGC、イタリア大賞などを獲得。’94年以降はアラブ首長国連邦のゴドルフィンと専属契約を結び、同年及び’95年1004戦216勝で2年連続英国のリーディングジョッキーとなり、トップジョッキーの地位を不動のものにした。同年ラムタラで勝利した凱旋門賞を含むG1レース7勝を挙げる。’96年9月英国アスコット競馬場において全7レース1着となる快挙を達成。2000年6月飛行機事故で全治2ケ月の重傷を負うが、8月レースに復帰。2001年はサキーで、2002年はマリエンバードで凱旋門賞を連覇。2007年6月オーソライズドで英国ダービーを初制覇、翌日にはローマンで仏ダービーに勝利、17年ぶり4人目となる“同一年の英仏ダービー連覇”の偉業を達成した。日本では1992、’93年ヤングジョッキーズワールドチャンピオンシップに招待され来日し連覇。’96年シングスピールでジャパンカップを勝ち、日本のG1初制覇を果たす。2002年11月にはイーグルカフェでジャパンカップダートを、ファルブラヴでジャパンカップを制し、日本で初めて2日連続G1勝利を成し遂げた。2005年のジャパンカップはアルカセットに騎乗し、芝2400メートルの世界記録を16年ぶりに0秒1更新する2分22秒1のタイムでジャパンカップ単独最多の3勝目を挙げた。2011年5月アラブ首長国連邦副大統領のムハンマド殿下がオーナーのデボネアに騎乗して日本ダービーに出場(12着)。自伝に「騎手フランキー・デットーリ」がある。

出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報

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