ランプサコス(その他表記)Lampsakos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ランプサコス」の意味・わかりやすい解説

ランプサコス
Lampsakos

小アジアヘレスポントス (現チャナッカレ ) 海峡沿岸にあった古代ギリシアの植民市 (アポイキア ) 。良港に恵まれ,富裕で,デロス同盟一員として多額の貢納金を納めていた。アテネ衰退とともにアケメネス朝ペルシア支配下に入ったが,前4世紀には自治を行い,その繁栄はローマ帝政期にいたるまで続いた。ワイン産地としても名高かった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む