リコツキー岩(読み)リコツキーがん(その他表記)rikotite

岩石学辞典 「リコツキー岩」の解説

リコツキー岩

混成による縞状斑糲(はんれい)岩で,主として斜方輝石とK-アノーソクレースからなり,副成分としてアンデシン角閃石緑泥石黒雲母緑簾石などが含まれている[Smirnov, et al. : 1937, Belyankin & Petrov : 1945, Tomkeieff : 1983].ロシア,ディルラ(Dzirula)川のリコツキー(Rikotsky)峡谷に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む